TOP 特集・コラム コインランドリーの使い方、費用、洗えるもの、必要なもの

コインランドリーの使い方、費用、洗えるもの、必要なもの

コインランドリーの使い方、費用、洗えるもの、必要なもの

こんにちは。TOSEIライターチームです。
最近人気のコインランドリー。使い方や費用について、また洗えるもの・洗えないものは?使う時の注意点は?などコインランドリーの基本についてご説明します。

この記事で分かること

・コインランドリーは、大容量の洗濯物を一気に洗濯・乾燥できるから、家事の時短に。洗浄力も高く、ふとんのダニ対策にも。

・「乾燥」や「消臭・除菌・ダニ退治」を専門とするリフレッシュスチーマーや、敷布団専用の乾燥機など、機器の種類も豊富に。

・おしゃれで清潔な店舗も増えて、じわじわと人気を伸ばしています。

目次

1. 最近、コインランドリーが人気の理由とは?

最近、コインランドリーが人気の理由とは?

ここ数年、コインランドリーがじわじわと人気を伸ばしているのはご存じでしょうか?人気の理由はさまざまなのですが、おしゃれで清潔なコインランドリー店舗が増えたことが一番の理由かもしれません。

洗濯時間を短縮させたい人が増えた

毎日忙しい中、家事はできるだけ早く済ませたいですよね。家事の中でも「洗濯」は特に時間がかかり、夜間は騒音を気にして洗濯機を回せない方や、休日にまとめて洗濯する方も多いでしょう。自宅で洗濯すると、干すのにも時間がかかり、なかなか乾かないことも。コインランドリーでは大量の衣類を一度に洗い、業務用の乾燥機で素早く乾かせるため、家事の時間を大幅に短縮できる時短テクとしても人気なんです。

花粉や感染症の影響から布団洗いのニーズが増えた

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う衛生意識の高まりや、花粉症やアレルギー疾患の増加により、自宅で布団を手軽に洗いたいと考える人が増えています。

特にコインランドリーの乾燥機は高温で洗濯物を乾燥させることが可能で、アレルギーの原因となるダニやノミ退治に効果的であるため、布団をコインランドリーで丸洗いしたいというニーズは年々増加しています。

カフェやコンビニなど併設店が増えて待ち時間の効率UP

コインランドリーの利用時間は平均で約60分です。従来は洗濯中の待ち時間が問題でしたが、最近ではカフェやコンビニ、美容院、雑貨店などが併設されるようになり、洗濯が終わるのをただ待つ時間が楽しんで待てる時間に変わりました。Wi-Fiやコンセントが完備された店舗も多く、仕事や動画視聴をしながら洗濯が終わるのを待てることをはじめ、子ども連れでも利用しやすいプレイルームを備えた店舗なども誕生しています。

IT化により、便利になった

コインランドリーが人気になった理由として、コインランドリーのIT化が進んでいることもあげられます。スマホで空き状況を確認できるほか、洗濯や乾燥の残り時間が表示されるので、効率的に時間を使うことが可能です。運転が終了するとお知らせメールが届き、洗濯物を放置する心配がありません。ICカードを利用すれば小銭の準備も不要で、利便性が高まっています。

2. コインランドリーを使うメリット・デメリットは?

コインランドリーを使うメリット・デメリットは?

では、洗濯においてコインランドリーを使うメリットとデメリットにはどんなことが挙げられるのでしょうか?

コインランドリーを利用するメリット

  • ・雨天時や花粉時期など天日干しができない日に便利
  • ・布団やシーツ、カーテン、ラグなど、自宅では洗濯が難しい大物洗いができる
  • ・自宅では数回に分けて洗う必要がある大容量の洗濯物を一気に洗濯から乾燥までできる
  • ・業務用の洗濯機・乾燥機のためスピードが速く家事の時短にも役立つ
  • ・業務用の洗濯機で洗うため洗浄力・乾燥力が高品質
  • ・24時間営業の店舗も増え、時間を気にせず夜間や早朝でも利用できる
  • ・布団などのダニ対策ができる

コインランドリーを利用するデメリット

  • ・わざわざお店に行く必要がある
  • ・近くにコインランドリー店がないと頻繁に利用しづらい
  • ・人気店は混んでいることも多く、すぐに利用できない場合もある

3. コインランドリーでできること、置いてある機器

コインランドリーでできること、置いてある機器

では、コインランドリーではどんなことができるのか?設置されている機器の紹介を兼ねて説明します。
※製品画像はいずれもTOSEIの機器になります。店舗によって置いてあるメーカー、機器が異なり性能や特徴が異なりますためご注意ください。

洗濯機

コインランドリー機器、コイン式洗濯機「CW-222」コイン式洗濯機「CW-222」

衣類やタオルなどの洗濯をする洗濯機です。ドラム式の洗濯機が主流で、性能や耐久性はメーカーにより異なります。TOSEIの洗濯機はスピンシャワーウォッシュ洗浄を採用しており、節水ながら優れた洗浄力を発揮します。

乾燥機

コインランドリー機器、コイン式ガス乾燥機「CT-255G」コイン式ガス乾燥機「CT-255G」

こちらもドラム式が主流です。洗った洗濯物を持ち込み、乾燥させるだけの方も多いので数は多めに設置されていることが多いです。TOSEIの乾燥機は温度センサーが搭載されており、自動で最適な温度管理をします。これにより、乾燥威力パワフルですが、洗濯物を痛めることなくふんわり仕上げを実現します。

洗濯乾燥機

コインランドリー機器、コイン式洗濯乾燥機「SF-355C」コイン式洗濯乾燥機「SF-355C」

洗濯と乾燥をワンストップで行う機器で、最も利用が多い機器です。TOSEIの洗濯乾燥機はスピンシャワーウォッシュ洗浄や適温コントロール乾燥など、洗濯機と乾燥機のそれぞれ優れた機能を搭載しつつ、節水やエコ面にも配慮されています。「布団洗いコース」搭載機器であれば、敷布団・羽毛布団の洗濯と乾燥も可能です。※敷布団は敷布団専用乾燥機のご使用を推奨しております。

高温対応でリフレッシュスチーマー

コインランドリー機器、コイン式リフレッシュスチーマー「FRDG-150C」コイン式リフレッシュスチーマー「FRDG-150C」

TOSEIの最新機器で、「乾燥」や「消臭・除菌・ダニ退治」を専門とするリフレッシュスチーマーです。効率的に乾燥させることにより、ふとん丸洗い後の乾燥時間は従来の機種と比べると約1/9の約20分に短縮されました。また、敷ふとん・マットレス・じゅうたん・ラグ等のリフレッシュも可能。スチームリフレッシュは、「消臭・脱臭・除菌」をわずか15分の高温スチームが可能になりました。
詳しい説明や使い方はコチラ >>

敷布団専用の乾燥機

コインランドリー機器、コイン式敷ふとん専用ガス乾燥機「FDG-100C」コイン式敷ふとん専用ガス乾燥機「FDG-100C」

こちらはTOSEI独自の機器で、敷布団を専門に乾かすための乾燥機です。通常の乾燥よりも高い乾燥性能で、敷布団を短時間でふかふかに乾燥させることが可能です。ポリエステル100%の敷布団なら、一枚あたりの乾燥時間は20~30分。綿の敷布団なら50~60分ほどで乾燥させることができます。従来は70分以上(長いと200分ほど)かかっていたのでかなりの短縮ですね。
詳しい説明や使い方はコチラ >>

布団巻きネット

コインランドリー機器、コインランドリー フトン巻きネットコインランドリー フトン巻きネット

打ち直しの敷布団やキルティングのない敷布団は中綿が偏ってしまうため、保護ネットを使用します。こちらは布団洗いが可能な店舗に設置されていることが多いです。

コイン式圧縮パック機

コインランドリー機器、コイン式圧縮パック機「AP-150CN」コイン式圧縮パック機「AP-150CN」

布団を洗濯・乾燥させた後、その場で圧縮パックできる機器です。持ち運びや保管にも便利です。

精算機

コインランドリー機器、集中精算システム「TSC-100(スリムタイプ)」集中精算システム「TSC-100(スリムタイプ)」

精算機の種類は店舗によってさまざまです。TOSEIの精算機は最先端の機能が搭載されています。現金はもちろんのこと、電子マネー、プリペイド、クレジットカード等の電子マネーにも幅広く対応しています。また、精算だけでなく各種機器の操作もこちらで行っていただきます。洗濯物の終了をお知らせする「ハローコール機能」も搭載されており便利です。

両替機

コインランドリー機器、ネット返金対応型両替機「TXC-103」ネット返金対応型両替機「TXC-103」

1,000円札などお札を硬貨に換えられる機器です。返金対応機能も搭載されています。

4. コインランドリーの使い方の流れ、時間、金額は?

コインランドリーの使い方の流れ、時間、金額は?

コインランドリーの使い方、かかる時間や金額の目安を見ていきましょう。

一般的な洗濯物

  • 1)空いている洗濯機を探して洗濯物を入れる。
  • 2)ご利用のコースボタンを押し、表示されている金額を入れる。または集中精算機でコースを選択し決済すると洗濯が開始。
  • 3)最短で30分程度。仕上がるのを待てば完了。

<かかる時間と金額の目安>
洗濯乾燥機で洗濯〜乾燥までをワンストップで行った場合
ひとり暮らしなど少量の場合(4kg以内) 50分/700円
ファミリーなど大量の場合(8kg以内) 60分/900円

掛け布団 シングル1枚

  • <使い方の流れ>
  • 1)折りたたまずにざっくりと洗濯乾燥機に入れる。(※1)
  • 2)ご利用のコースボタンを押し、表示されている金額を入れる。または集中精算機でコースを選択し決済すると洗濯が開始。
  • 3)最短で70分程度。仕上がるのを待てば完了。
  • ※1 洗濯から乾燥までワンストップで行う場合は「ふとん洗いコース」をご利用ください。洗濯のみ、または乾燥のみの場合は「ふとん洗いコース」ではなく通常の洗濯または乾燥コースをご利用ください。

<かかる時間と金額の目安>
洗濯のみ 25分/1200円
乾燥のみ 50〜80分/800〜1,200円
洗濯乾燥どちらも 70分〜/1,600円〜

敷布団シングル1枚

<使い方の流れ>
洗濯乾燥機で乾燥までするか、敷布団専用乾燥機を利用するかで使い方が少し変わってきます。

  • <使い方の流れ>
  • 1)敷布団を洗濯槽に入れやすくするために折りたたむ。
  • 2)敷布団をドラムの内側に沿わせるように丸く入れ込む。
  • 3)洗濯時間は30分程度。洗濯乾燥機で乾燥までする場合は、ここからさらに時間が必要。
  • 4)敷布団専用乾燥機を利用される場合は、洗濯が終了したら濡れた敷布団を取り出して敷布団専用乾燥機へ移動。(※2)
  • 5)敷布団を乾燥機にセットする。20〜30分間待って完了。
  • ※2 敷布団専用乾燥機がある店舗は限られています。設置がない場合は通常の洗濯乾燥機をご利用ください。

<かかる時間と金額の目安>
洗濯 25分/1,200円
敷布団専用乾燥機:(※3)
ポリエステル100% 約20分〜/200円〜
羊毛50%、ポリエステル50% 約30分〜/300円〜
綿100% 約50分〜/500円〜

  • ※3 敷布団の乾燥は布団の素材によって異なります。

5. コインランドリーに行く際、必要な持ち物は?

コインランドリーに行く際、必要な持ち物は?

コインランドリーに行くのが初めての場合、気になるのが持ち物です。どんなものがあったほうがいいのかをここで確認しておきましょう。

コインランドリーの必需品

精算機の種類は店舗によってさまざまです。TOSEIの精算機は最先端の機能が搭載されています。現金はもちろんのこと、電子マネー、プリペイド、クレジットカード等の電子マネーにも幅広く対応しています。また、精算だけでなく各種機器の操作もこちらで行っていただきます。洗濯物の終了をお知らせする「ハローコール機能」も搭載されており便利です。

両替機

洗濯物: 事前に重さや種類を確認し、料金や洗濯機のサイズを把握しておきましょう。これにより、現地でスムーズに洗濯を始められます。

洗濯ネット:下着やデリケートな衣類、型崩れを防ぎたい衣類は、自分で洗濯ネットを持参し、衣類を保護しながら洗濯しましょう。

お金:多くのコインランドリーでは100円や500円の小銭が必要です。交通系ICカード、クレジットを利用できる店舗もありますが、事前に小銭を用意しておくと安心です。両替機がある場合もありますが、混雑時には時間がかかることもあります。

バッグや袋:洗濯物を運ぶための洗濯かごや袋を用意します。特に乾燥機を使わない場合、湿った洗濯物を持ち帰るために通気性の良い袋を準備すると便利です。また、洗濯後の清潔な衣類を入れるための袋も用意しておくといいでしょう。

洗剤や柔軟剤は必要?

最近のコインランドリーでは、洗剤や柔軟剤が自動で機械から投入されることが一般的ですが、自動投入機がない場合は、自分で持参する必要があります。また、好みの洗剤や柔軟剤を使用したい場合は、事前にコインランドリーの設備を確認し、必要に応じて持参しましょう。

6. コインランドリーで洗えるもの、洗えないもの

 コインランドリーで洗えるもの、洗えないもの

コインランドリーでは洗えるものと洗えないものがあります。洗えるものも素材によっては破損や縮み、色落ち、移染、型崩れなどが起こる可能性もあります。以下はTOSEIの店舗で設置している「洗えるもの・洗えないもの」の表になります。あくまで参考までに、実際はご利用される店舗ごとに事前にご確認ください。

TOSEI機器の「洗えるもの・洗えないもの一覧」
洗濯 乾燥
寝具
毛布 アクリルのもの アクリルのもの
コタツ布団 キルティングしてあるもの キルティングしてあるもの
羽毛布団 キルティングしてあるもの キルティングしてあるもの
真綿布団・羊毛布団・枕
インテリア
カーテン
カーペット 裏地がゴム製のものは×
座布団・クッション・ぬいぐるみ
衣類
ダウンジャケット ポリウレタンは× ポリウレタンは×
ウール・シルク製の衣類
肌着・インナー・シャツ・下着など高伸縮・薄手素材の衣類薄手の機能性衣類は取扱いにご注意願います 洗濯ネットに入れること 熱に弱いものは×

また、こちらの表にないものではスニーカーも洗濯乾燥が可能です。スニーカーはスニーカー専用の機器が置いてある店舗かどうかによります。お近くの店舗にスニーカー専用機器が設置されているか確認してからご利用ください。

7. コインランドリーを使うときの注意点は?

コインランドリーを使うときの注意点は?

  • ・使用する前に必ずドラムの中をチェック。忘れ物や異物がないかを確認してください。
  • ・洗う前に、衣類など洗濯物のポケットの中身などを確認してください。
  • ・洗濯物の洗濯表記を必ず確認してください。
  • ・洗えるもの、洗えないものを事前に必ず確認してください。
  • ・洗濯物の入れすぎに注意。規定の容量を超えると洗濯乾燥の仕上がりが悪くなり、機械の故障につながります。
  • ・小物や薄手素材の衣類は、洗濯用ネットに入れてからの利用をおすすめします。
  • ・終了後は、次のお客さんが利用するために一定時間放置されると中身を取り出すことがあります。なるべく完了時間に取り出しましょう。
  • ・カフェ併設店など以外は飲食禁止の店舗も多いです。店舗の張り紙に注意してみましょう。

8. 近くのコインランドリーの探し方

近くのコインランドリーの探し方

コインランドリーの探し方は下記の通りです。

・一般的な探し方
Googleなどで「お住まいのエリア コインランドリー」で検索してみたり、Googleマップなど、お使いのWeb地図サービス(アプリ)でコインランドリーを検索してみたりしましょう。どんな店舗か不安な方は事前にレビューや画像検索等で調べてみるのもおすすめです。

・TOSEIのサイト紹介
以下のホームページでは、TOSEI直営店をご紹介しています。
https://www.tosei-corporation.co.jp/coin/shop-company.html>
ただしこちらに掲載されているのは一部の店舗のみなので、上記の一般的な探し方でも探してみてください。

9.一歩足を踏み入れて、驚きの仕上がりを実感しよう

コインランドリーを利用したことのない人にとっては、最初のハードルが少し高いかもしれません。でも少し勇気を出して利用してみると、「なんで今まで来なかったんだろう!」と目から鱗のはず。ふんわりとした仕上がりの良さは家庭では実感できません。ぜひ活用してみてください。

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