変なホテル東京 浅草田原町
- 住所
- 東京都江東区
宿泊施設(衣類圧縮)
「変わり続けることを約束するホテル」をコンセプトに、国内外22カ所で事業を展開する「変なホテル」。宿泊するお客様のニーズに応え、地域の特性や世の中のトレンドをとらえながら、一歩先の安らぎと居心地の良さを追求。ホテル名はその決意表明でもあるといいます。受付をはじめ館内の至る所で活躍するロボットの導入も、その原点は「どうすればもっと快適に過ごしていただけるか」という想いから。既成概念にとらわれることなく、「変」を追求し続ける同ホテルの「変なホテル東京 浅草田原町」で、統括支配人を務める伊藤史樹さんに、TOSEIのスマートパック導入の経緯と、その効果をお聞きしました。
エリアの魅力を活かしたコンテンツでお客さまに選ばれるホテルに
はじめに、ホテルの概要についてご紹介ください
「変わり続けることを約束する」というブランドコンセプトのもと、生産性を高めながらも遊び心を忘れず、いろんな新しいものを取り入れることで、他社との差別化も図りながら、国内外22カ所に「変なホテル」を展開しています。
「変なホテル」は施設によってコンセプトが異なります。場所が変われば違う楽しみ方ができます。例えば、変なホテル東京 浅草田原町は、雷門や浅草寺など、パッとイメージが広がるインパクトの強いエリアの特長を活かした空間づくりを行っています。観光で訪れる場所に比べても、ホテルで過ごす時間は長く、思い出にも直結します。変なホテルではさまざまなコンセプトルームも展開しており、浅草田原町は上野動物園へも比較的近いことからパンダルームをご用意しています。海外からのお客様から非常に人気が高く、連日満室が続いております。このように、エリアの魅力を伝えながら、他社にはない差別化コンテンツを探して、お客様に選ばれるホテルにしていきたいと考えています。
新しさを追求し続けるホテルのコンセプトにフィットしたスマートパック
スマートパック導入の経緯をお聞かせください
ホテル関連のイベントで、TOSEIさんの展示ブースを拝見したのが出会いです。常に新しいものを探し続けるという当ホテルのブランドコンセプトや運営スタイル、そして私共のホテルにお越しくださるお客様にマッチすると感じました。そこで、トライアルとして一定期間置かせていただくことにしたのです。実際にホテル内に設置したところ、興味を示されるお客様が多く、実際に使った方からは便利さを高く評価していただきまして、今年5月に正式に導入いたしました。 当ホテルは浅草という場所柄、お客様の多くは海外から来られた方で、大半が長期間宿泊されます。荷物も当然多くなり、チェックアウト前はスマートパックが大活躍です。多くの方が購入されたお土産や持ってきた衣類などを、まとめて真空パックにして持ち帰っています。
「第52回 国際ホテル・レストランショーHCJ2024」
変な商社ブースで「スマートパック」を展示
8割を占める海外のお客様から好評を集め、リピート予約にも貢献
使用されたお客様の反応はいかがですか
当ホテルは海外のお客様が多く、ご予約の8割以上を占めています。そうしたなか、スマートパックは他のホテルにはない目新しいサービスということで好評です。機械そのものに注目されるお客様も非常に多く、リピーターさまのなかには、「前回利用したあのスマートパックは、今回も利用できるの?」と事前にお問い合わせくださる方もいて、スマートパックがあるから我々のホテルを選んでくださるというように、予約動機にもつながっています。
トライアル期間中はフロントのカウンター横に設置していたのですが、エレベーターへの通路にもなっていて、お客様が滞留してしまい、利用しにくいという声をいただいていました。そこで今回、正式導入するタイミングで改めて設置場所を検討し、一番お客様の視線が集まるフロントのチェックイン機近くに落ち着きました。場所を変更したことでお客様動線もスムーズになり、トライアル期間に比べて利用される方が2倍から3倍に増えています。
多言語対応の解説動画やポップで、機器の操作をスマートにサポート
使い方について質問されることはありますか?
機器の隣にモニターを設置して、使い方の動画を映しているので、使い方に関する質問はほとんどありません。みなさん動画を見ながら操作していらっしゃいますし、もともと手順がシンプルで、操作が非常に簡単です。操作方法についてのお問い合わせは、一カ月に一回あるかないかの頻度です。
安全面にも配慮されていて、スマートパックの蓋をおろしたタイミングでロックがかかり、開けられない設定になっているので、小さなお子様が近くにいても危険を感じるシーンは基本的にはありません。袋に入れた荷物を台に置いたら蓋を閉めるだけなので、中学生以上であれば問題なく使っていただけるでしょう。小さなお子様が機械に興味をもって、近づいてくることもありますが、機械自体に重量もあり簡単に動かせるものではないので、安全に運用できています。
使い方の解説動画やポップが、日本語、英語、中国語と多言語に対応していることも、お客さまの利用向上につながっていると感じています。
増えた荷物をまとめて圧縮。利用料は袋も込みで3分200円
料金設定についてお聞かせください
利用料金はトライアル期間のお客様の反応を見たうえで、正式に導入するときに3分200円に設定しました。圧縮に使用する袋は、ある程度汎用性があるとお聞きしていたので、少し厚めの袋を購入して、自由にお使いいただけるよう機械の横に設置しています。袋代は利用料金に含めています。
ご家族連れなど4~5人のグループで順番に利用される様子をよく見かけます。3分間で平均2袋パックできるので、1人2回利用していただくと、圧縮パックが4つできるので、荷物もかなりコンパクトにできるのではないでしょうか。
予約サイトや確認メールでスマートパックをPR。予約動機としても強みに
お客様にはどのように宣伝していますか?
各ご予約サイトに告知をいれているほか、実際にご予約いただいたお客様にお送りする確認メールにも、スマートパックのご利用案内を掲載することで、チェックイン前から認知していただける流れをつくっています。最近ではスマートパックがあるから泊まりたいと予約してくださるお客様も増えています。初めて宿泊するお客さまの集客を増やしたいのはもちろんですが、リピートの動機になっているという点で、スマートパックは当ホテルのサービスとして、大きな強みになっていることを実感しています。
それぞれのホテルに合わせて、増設も視野によりよいサービスを
今後、機器を増設する可能性はありますか?
機器の増設は今後の利用数を見ながら判断することになります。長期間宿泊されるお客さまにニーズのあるサービスであることは、浅草田原町の利用状況からも理解していますが、22カ所ある施設はそれぞれコンセプトが異なりますし、ホテルによって宿泊の背景も違うので、利用するお客様の傾向を分析して検討していきたいと考えています。TOSEIさんのスマートパックと出会うまでは、宿泊施設向けの衣類用圧縮パックのような機械があること自体知りませんでした。業界に先駆けてこうした機器を開発されたTOSEIさんオリジナルのスマートパックは、新しいサービスを求めて変わり続ける当ホテルのコンセプトに通じるものでもありますし、今後、機器を増設する場合も、御社のスマートパックを導入するつもりです。
統括支配人 伊藤史樹様
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