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ろまん亭

住所
北海道

他事業併設型(洋菓子店)

「チョコモンブラン」発祥の洋菓子店として全国的にも知られる「ろまん亭」。札幌市内に7店舗を構え、全国の物産展でも人気を集める同社が、新たな事業としてスタートさせたのが洋菓子店に併設するコインランドリーです。まちのケーキ屋さんとして地域の人に愛されてきた同社が、今なぜ業態の異なるコインランドリー事業に乗り出したのでしょうか。同社取締役の小川洋明さんに、その経緯をお聞きました。

看板商品チョコモンブランが支持され全国の物産展へ

はじめに、事業内容についてお聞かせください

ろまん亭は1988年に札幌市南区澄川で創業し、今年で36年になる洋菓子製造販売のお店です。創業の地である澄川店をはじめ、現在、札幌市内には工場併設の店舗を含む直営店が7店舗あります。2000年に発売を開始した「チョコモンブラン」は、「モンブランをチョコレートで作ったらどうですか?」というお客様の何気ないひと言から生まれ大ヒットした当社の看板商品です。地元の方を中心に、全国の物産展でも多くの方々に支持をいただいて、20年以上にわたるロングセラー商品となっています。

広すぎる新店舗の有効利用として新規事業に乗り出す

新たな事業としてコインランドリーを始めたきっかけは?

札幌市東区苗穂に新店舗を出店することになりプロジェクトを進めていく過程で、店舗となる物件がこれまで展開してきた店舗と比べ、広すぎるという問題が浮上し、スペースを活かして新たな事業を始めてはどうかということになりました。新規事業候補として挙げられたなかにコインランドリーがあり、採用したという経緯です。
当初はスペースの広さを利用して、倉庫にしてはどうかなど、たくさんのアイディアが出されましたが、なかでもコインランドリーは収益性があり、スタッフやメンテナンスにあまり経費を要しないということもお聞きして興味がわきました。事業として成り立つかどうかなど、さまざまな角度からスタッフとともに検討した結果、コインランドリー事業を強く推す声が多く最終決定しました。

補助金や支援制度の活用で経営基盤の強化にも貢献

事業再構築補助金申請と、先端技術の導入による即時償却の認定に取り組んで、いかがでしたか?

まずは経営的な観点からお話しすると、固定費の充当にあたる安定的な収入が得られるので、とても助かっています。このたびの新規事業に関しては、コロナ禍以降というタイミングだったこともあって、新分野展開などの思い切った事業再構築に挑戦する中小企業が支援を受けられる「事業再構築補助金」の申請をすることができました。これに加えて、設備投資の初年度に取得価額の全額を経費に一括計上できる「中小企業等経営強化法」に基づく、先端技術の導入による即時償却の認定を受けることができたので、税額の計算時に税金から一定の割合を直接控除可能になりました。

こうした税制支援や金融支援などの活用も可能となり、経営基盤を強化するうえでも大きな力になっています。
新分野展開によって、本業へのよい効果も出ています。コインランドリーで洗濯をして、仕上がりまでの待ち時間に、自分へのご褒美的にカフェスペースを利用していただけるということで、とても喜ばれています。ご利用くださるお客様からも良い反応をいただいているので、この取り組みを実施してよかったと思っています。

店舗運営の人的負担が軽く、安定収入が得られるのが魅力

実際にオープンして、売上などの状況はいかがですか?

洋菓子店とはまったく異なる事業ですし、弊社としても初めての試みとなるため、実際にどれくらいの人手が必要か本当にわかりませんでした。開店にあたっては、準備の段階から代理店の方が一からていねいに指導してくださり、無事にオープンすることができました。毎日30分程度のオペレーションで掃除や集金等の業務が発生しますが、専属のスタッフを配置する必要がなく、併設する「ろまん亭」の店舗スタッフが十分に対応できる点もメリットであると感じています。

また、本業の洋菓子店については、クリスマスやバレンタインなどのイベント時と、それ以外の時期で売上に波がありますが、コインランドリーは衣替えなどがある季節の変わり目に、売上げが上昇するという傾向はありますが、一年を通して安定的な収入が得られるということで、事業的にも経営的にも助かっています。

日常使いのコインランドリーが「ケーキでご褒美タイム」を楽しむ場に

コインランドリー併設による相乗効果はありますか?

コインランドリーが提供する洗濯は、日常生活に不可欠なものです。一方、お菓子は必ずしも不可欠なものではありませんが、日常を豊かにしてくれるものです。コインランドリーをきっかけに、多くのお客様にお菓子を楽しむ時間を提供できればと思いました。ですから、本業である洋菓子店と日常的に使うコインランドリーがとても強くマッチしていると感じています。苗穂店では洋菓子店とコインランドリーの中間にカフェスペースを設置しました。これにより、さらに融合性が増していると認識しています。

私たちが本業とする洋菓子店の場合、先ほども申し上げたように、イベント時に関してはすごく売上が高いのですが、それ以外の時期ということになると、来店していただくきっかけを作りにくいというのが正直なところでした。今回、日常使いのコインランドリーを併設し営業することで、お客様の来店動機をつくるという点で、考えていた以上に相乗効果を感じています。

決め手は優れたデザインと機能性の高さ。満場一致でTOSEI製品に

TOSEI製品を選んだ理由をお聞かせください

今回の新店舗出店プロジェクトで、コインランドリーに方向性が定まった際、当社としては初めての試みで、業態はもちろん業界についても、詳しくありませんでした。そこで、他社さんが運営しているコインランドリーを実際に見学したり、提案してくださった代理店の方からTOSEIさんをはじめ、国内外さまざまなメーカーのカタログを見せていただいたり、プロジェクト関わるスタッフと協力して情報を集めました。

TOSEIさんの製品に関しては、代理店の方からもデザインと機能性がとても素晴らしいとうかがっていました。本業である洋菓子店のイメージから、衛生面はもちろん機器のデザイン面も重視したいポイントでした。TOSEIさんのコインランドリーが並ぶ店内から、ショーケースにケーキが並ぶろまん亭の店内が繋がっている様子、カフェスペースで当社の看板商品チョコモンブランをお召し上がりいただきながらくつろぐお客様の姿などをイメージしたときに、TOSEIさんをおいてほかには考えられないということで、満場一致で決まりました。
お菓子をお求めのお客様、カフェをご利用のお客様に気持ちよくお過ごしいただき、コインランドリーを活用した清潔で健康的な暮らしのご提案をしていきたいと考えています。

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