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JS日本総合住生活(J Smile wash)

セブンイレブン 自動販売機設置併設

住所
埼玉県所沢市並木3-1 所沢パークタウン駅前通り団地

テナント型 UR賃貸住宅

急速に進む少子高齢化、コミュニティの希薄化、シャッター商店街など、集合住宅が抱える問題を解決する空間ソリューションのひとつとして、コインランドリー事業が注目されています。コインランドリーを通じてコミュニティの拠点づくりを推進し、集合住宅とその近隣に住む方々に豊かな暮らしを提案する取り組みをレポートします。

集合住宅に関する総合的なノウハウを有する企業の小澤温子さん(住生活事業本部事業企画部事業企画課副長)に、コインランドリー事業について聞きました。同社は集合住宅管理のパイオニアとして(昭和36年設立)、その長い歴史とともに「安心・安全・快適な暮らし」を支援するサービスの提供と、貴重な社会ストックである集合住宅の資産価値の維持・向上に努めてきました。

コミュニティ支援の一環としてのコインランドリー事業

コインランドリービジネス開業までの経緯をお聞かせください。

当社はUR都市機構の関連会社として、同機構が供給した賃貸住宅および分譲住宅、合わせて約100万戸におよぶ管理実績があります。具体的な業務としては、賃貸住宅の管理を中心に、お客様との窓口となる人員の配置や住宅の維持に必要な修繕などを行っています。
現在、集合住宅では高齢化や少子化が問題になっています。UR都市機構の集合住宅にも年数の経過した物件があり、それにともなって当初からお住まいの方々の高齢化が進み、お年寄りの独居世帯が増えつつあるという現状があります。

こうしたなかで当社では、若い世代にもご入居いただける環境づくりと幅広い世代のコミュニティ形成に取り組んでいます。すでにアフタースクール(学童保育施設)やコンビニエンスストア経営などの事業化を図ってきました。

こうしたコミュニティ支援のひとつとして着目したのがコインランドリー事業です。日々の暮らしに寄り添いながら子育てファミリー層や若い女性に受け入れられやすく、コミュニティ支援という当社の取り組みに合致する事業であることが導入を決めた大きな理由です。かねて出店を検討していたところ、UR都市機構がテナントの募集があり、当地(所沢パークタウン駅前通り団地)への出店を決めました。J Smile Washの記念すべき第一号店として2019年6月にオープンしました。

コンビニ自販機を設置して付加価値を高める

ライバル店との差別化を図るどのような工夫をされていますか

当店の特徴は近接した当社が運営するセブンイレブン店舗「所沢パークタウン駅前通り店」と連携して運営を行っていることです。同店のスタッフが一日一回清掃を行うことで、清掃業者に委託することなくコストを抑えた運営を実現しています。また、基本的に無人オペレーションとはいっても店舗である以上お客様対応は不可欠です。忘れ物の対応ひとつとってもしっかり対応できるのが大きなメリットです。清掃作業は巡回の役割を果たしており、セキュリティの向上にもつながります。

店内にはセブンイレブン商品を取り扱う自動販売機を設置しました。休日の朝などは自販機で購入したサンドイッチを召し上がっているご家族を見かけます。自販機は当社が目指すお店づくりに大変有効なツールです。コンビニ売上向上など相乗効果も期待しています。商品の補充はスタッフが随時行っています。

店舗は明るさと清潔感を大切にしました。衣類や布団は肌に触れるので、店内が清潔であることは大前提です。また、幅広いお客様にご利用いただける店舗デザインを心掛けました。
さらに幅広い世代のお客様にご利用いただきたいという思いから店内にアロマデューザーを置きました。爽やかな香りでお迎えすることで、洗濯の合間に気分をリフレッシュしていただける空間づくりを目指しています。イージーリスニングのBGMも流しています。

こうした取り組みは所沢パークタウン駅前通り団地の居住者の皆様にもご好評をいただいております。居住者の利用を前提としてはいますが、商店街の駐車スペースが設けられていることもあり、近隣からのお客様も多くご利用いただいております。

集中精算機のマルチ決済システムが大きな武器に

TOSEIのコインランドリー機器を選んだ理由を教えてください。

デザインや信頼性など、TOSEIのコインランドリー機器は他メーカーにない特徴を備えていますが、最大の魅力とはなんといっても集中精算機だと思います。プリペイドカード・電子マネーが使えるマルチ決済システムは、キャッシュレス時代に大きな武器になります。使い方に関してもよく工夫されていると思います。案内パネルだけでなく自動音声ガイドが流れるなど親切ですし、お年寄りの中にはタッチパネルが苦手な方もいらっしゃるのですが、誰でも1回で使い方を覚えてもらえるはずです。オープン当初こそスタッフを常駐させましたが、それでも問い合わせをいただくことはほとんどありませんでした。

TOSネットシステムで売上管理を遠隔操作で行えるのも事業の省力化につながります。洗濯終了をお客様のスマホへお知らせする機能も搭載するなど客様にとってもメリットの大きいシステムだと思います。
ふとんの丸洗いができる大型の洗濯乾燥機も魅力ですね。洗濯だけでなく乾燥までを短時間で行えるので、季節の変わり目に布団を入れ替える際などにはご好評いただけると思います。

暮らしを支える生活基盤として認知度を高めていきたい

今後のコインランドリー事業をどのように展開していく予定ですか?

当社が取り組んでいる集合住宅のコミュニティ支援とコインランドリー事業は親和性が高く、2号店の出店についても検討していきたいと思います。実際、UR都市機構や団地の自治会などからは「良い取り組みなので積極的に展開してほしい」という声をいただいております。

今後の展開に当たっては、UR都市機構の集合住宅に併設されるコインランドリーという特殊性を踏まえ、利用形態に則した機器の選定を行っていきたいと思います。集合住宅によってバルコニーの広さや日照時間など住環境には違いがあるため、洗濯乾燥機と乾燥機の割合を柔軟に考える必要はあるかもしれません。供給電力の制約など店舗の選定する上でクリアすべき課題もあります。

今後は集合住宅にお住まいの方に、さらに認知度を高めていきたいです。当店では2019年6月のオープンに合わせて記念イベントを実施しました。開店から3日間はプリペイドカード購入で、 先着100名様に500円分のプリペイドカードとオリジナルランドリーバッグをプレゼントしました。こうした取り組みを積極的に行ってまいります。

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